はてダが好きだ

 中学生のとき、はてなダイアリには大人のジャニオタがいっぱいいた。思春期真っ最中、同世代のジャニオタに対して多少の馴染めなさを感じていたため、はてダで日記を書くようになった。ちょうど2007年から2010年くらいのことだったと思う。
 でも、いつのまにかみんなツイッターに移行していった。今思えば、わたしもその輪にはいっていけばよかったんだけど、あのときは自意識過剰すぎて、恥ずかしくて出来なかった。あと、当時ガラケーはまだケータイ用のページしか対応しておらず、インターネットはパソコンでやるものだったから、実家のリビングで家族兼用のデスクトップを使用していた自分にツイッターの本当の楽しさはわからなかったのだと思う。
 スターのやりとりをしていた、ゆるやかなJr担のあの界隈は自然消滅した。よく通ったダイアリは、今やほどんどプライベートモードになっている。もうみんな何をしているのか全くわからない。ジャニオタを続けているのかもわからない。ちょっと頑張ればツイッターアカウントとか見つかりそうだけど、探したことはない。
 中学卒業や横尾さんへの担降り、あとキスマイデビューとか、いろいろ書いてた。スターをつけてくれたお姉さん方、元気にしてますか。わたしもあのとき憧れてた大人の年齢になりました。中身は全然かわっていないけど特に横尾担というわけでももうない。出戻りのDDです。

 はてダの一番好きなところは、日付のページの中に記事が作れるところ。これを口で説明するのがとても苦手なんだけど、つまり、2017/01/06のページに、記事を何個でも追加することが出来る。この仕組みをなぜこんなに好きなのかよくわからないし、一日にそんなにたくさん記事を書くこともなかったけど、とにかくこの機能に愛着がある。はじめてはてダを作ったとき、この仕組みがよくわからなくて四苦八苦した。でも、いじっているうちにすぐわかった。

 ふと、この、日付ページに何個も記事を追加できる仕組みって、もしかして、ツイッターが当たり前になった今こそ抵抗なく使えるじゃないか?と思った。
 自分のような長文厨は、こうやってある程度一つの記事にまとめて書いたほうが人様のTLを占領せずにすむし、自分でも読み返したくなったときに楽だし、検索機能があるし、カテゴリー分けできるし、めっちゃブログ便利じゃんと今更気づいてしまって、愛着のあるはてダに帰ってきました。ウケる。